えむずの夢は、アフリカに北海道の雪をふらせることだ。
昔、札幌に住んでたことがある。
雪がようやく溶け始める5月ごろ、
空き地が一面の黄色いタンポポ畑になるのだった。
北海道の肥沃な土地は、雪がもたらしてるのだな。
と気づいた。
そして、アフリカの砂漠に北海道の雪を降らせて、
一面の緑にしたいなぁ。
と思ったのだ。
そしてそのためには、お金持ちになるしかない。
と思っていた。
しかしこれは大間違いで、間違いであることに気づいてよかった。
いくらお金を持っていても、夢は実現しない。
飛行機は出せないし、雪は買えない。
必要なのはパッション、共感。
これさえあれば、ただで飛行機を出してくれるかもしれないし、
ただで飛行機までトラックで雪を運んでくれるかもしれない。
お金なんか必要ないかもしれない。
金は天下のまわりものとはよく言ったものだ。
最近、気づいたのは、
アフリカの人に、雪なんかいらない。
と言われるかもしれない。
ということだ。
たとえ無償で雪を降らせたとしても、
いらない。と言われるかもしれない。
砂漠は日本から見れば殺伐としたものだが、
アフリカ人から見ればいつもの光景だ。
食べるものに困ってなければ、
森の重要性に思いが至らないかもしれない。
こうやって悶々と考えるより、
行ってみればいいんですよね。
今のアフリカに、、、。
今は、市ヶ谷のJICA に行くのが関の山だな、、、。