2024/2/4

ミルオト デフリンピックに向けたテクノロジーの紹介

こんにちは!Ff協会の渡部です。
 
企業家たるものパラスポーツを応援しなければなりません。
 
あまり理屈は考えないことにしました。
 
会社にスーツを着ていくのと同じぐらい自然なことです。
 
正午礼拝に毎週一回行くのと同じことです。
 
月2回墓参りするのと同じことです。
 
時間がない?その分何か違うことをしてるはず。
 
 
 
チームビヨンドというのは東京都が主催していて、
 
みんなでパラスポーツを応援しようね!
 
という趣旨の集まりです。
 
Tokyo2020の時は、お世話になりました。
 
みんなでパラスポーツを観戦したり、応援の練習をしたり、
 
パラスポーツの体験会をしたり、色々な企画をしてくれました。
 
 
 
先日チームビヨンドのコンファレンスに行ってきました。
 
そこで紹介されていた技術を紹介したいと思います。
 
それは ミルオト です。
 
株式会社 アイシン 早稲田大学 株式会社方角
 
が協力して作っています。
 
株式会社方角は社員の8割が耳が聞こえない人らしいです。
 
ミルオトというのは、試合中のその場の雰囲気、応援を
 
リアルタイムに可視化する音の表示システムです。
 
ミルオトは2025年のデフリンピックに向けて開発を進めているテクノロジーです。
 
カメラをセットしてリアルタイムで例えば卓球のピンポン玉がラケットに当たる音とか、
テーブルに当たる音とか、歓声とかを全て字にしてテレビに映すという。
 
解説者の声も文字化されて映し出されます。
 
将来は、ゴーグルをかけるだけで、これらの音が見れるようになるでしょう。
 
競技の音が聞こえないから迫力、臨場感が伝わってこない、、、、
 
応援するタイミングが掴みづらい、、、
 
アナウンスが聞こえないからイマイチ競技の進行状況がわからない、、、、
 
という聴覚障害者の声が解消され、健常者も聴覚障害者も
 
一緒に観戦できる。という夢のようなテクノロジーです。
 
コン、とかカン、とかワー、とかパチパチとか
 
こういうのをオノマトペと言いますが、
 
オノマトペが貧弱だというのが悩みだそうです。
 
将来、オノマトペのデザイナーが生まれることでしょう。
 
新しい職業です。
 
健常者もゴーグルをかければ、より一層盛り上がることでしょう。

今の所、卓球とかバドミントンとか一対一のスポーツに
 
限定されるようですが、将来は、バスケとかラグビーとかでも
 
見れるといいですね。
 
実際に見させていただきました。
 
確かに、ずっとコンとカッが続く感じでした。
 
どうしたら音の種類が増えるかなぁ。
 
2025年のミルオトがどういう風に進化しているのかまたどこかで見るのが楽しみです。