2020/12/17
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豊岡コウノトリの郷公園 |
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こんにちは!えむずう です。 流れ流れて兵庫県豊岡に来ました。 豊岡と言えば豊岡はコウノトリの郷です。 兵庫県立コウノトリの郷公園の中に、 豊岡市立コウノトリ文化館があって、 コウノトリのことを色々と知ることができました。 コウノトリは全体が真っ白で体長が1m10㎝ぐらいあって、 翼を広げると2m ぐらいあります。 目は鋭くクチバシ(嘴)は真っ黒であまり可愛い感じの鳥ではありません。 どちらかというとかっこいい鳥です。 見た目では、オスメスの区別がつかず、 性別はDNA鑑定しないとわからないらしいです。 つがいになるとずっと一緒に過ごし3月から4月に1ヶ月ぐらい卵を温めて ひなを産みます。ひなは秋には巣立ちます 縄張り意識が強いのが特徴です。 松の木に巣を作っていたのが、松がなくなってきたので、 電信柱に巣を作ったりして困ったので、塔を建てました。 ひなの時は泣きますが、大人になると泣き声がなくなります。 そのかわりクラッタリングと言って、くちばしをカタカタ言わせてなくそうです。 くちばしの感覚がいいので、餌を目で見るだけでなく、 くちばしでさして食べたりします。 肉食で春、水を張った田んぼでオタマジャクシやカエル 秋、稲が実る時バッタ、イナゴ、赤トンボ 時にはネズミ、モグラ、ヘビも食べます。 冬は泥の中で越冬するドジョウ、ザリガニなどを食べます。 コウノトリがいるということは豊かな生物がいると言うことです。 自然が豊かだと言うことです。 このコウノトリは日本では一度1971年に絶滅しています。 明治からの乱獲、松の木を切り倒す、湿地を埋め立てる、 農薬をたくさん使うなど全部人間の都合でコウノトリは住めなくなりました。 今でも世界中に3000羽しかいません。 2005年コウノトリ郷公園が実施してきた野生復帰事業で ロシアから5羽もらって人の手で増やしていきました。 今は全国で200羽以上になりました。 野生復帰を支える地域の取り組みとして ビオトープを作ったり無農薬のお米を作ったりしてます。 中干し延期といっておたまじゃくしがカエルにかえるまで 待って田んぼから水を抜きます。 人と自然の共生が大事なのです。 文化館のテラスからビオトープにいるコウノトリがよく見えます。 お腹が空いてるのか一所懸命地面を長いくちばしで突いてます。 アオサギが来ると追い出してました。 文化館館員の人が色々説明してくれます。 豊岡市はよくコウノトリを復活させようとしてくれたと思います。 よくぞトライしてくれた。 無農薬のお米は城崎温泉のお土産屋さんでも売っていて、 豊岡市全体で盛り上げていこうとしてるのがわかります。 私も無農薬米の米粉で作った焼き菓子を買って応援しました。 つがいにさせるのが難しいらしいですが これからまた増えていくといいなぁと思いました。 東京では多摩動物公園にいるそうです |
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