えむまきの問答無用 この話はフィクションです

「えむず、時間の使い方をアンアン(暗暗)する」

真紀、真紀聞いて、

この聖歌、私のこと言ってる。

€虚しく過ごしし 時をば償い
またとなき日々を いそしみて過ごせ€

｛Ffを目指す前の私と
Ffを目指してる今の私だよ｝

[ちょーーと！！

あーた！！

まだ礼拝出てるの？！

信じられないわ！！

おやめなさい、

今すぐおやめなさい、]

でた！！
着目するのはそこかい。

同じプロテスタントの大学を卒業した二人

卒業20周年の集いで再会した二人

それから、私は真紀が眩しくって、

Ffを目指すようになったのだ。

大学で、礼拝をやってることを知って、

えむずは時々行くようになった。

大学の授業がない時は、礼拝もないみたいだ。

時々肩透かしをくらう。

｛だって、オルガン聴きたいし、

聖歌歌いたいし、

聖書もたまに面白いこと言ってるよ。

真紀も行こうよ。｝

[あーたね、

CD聞けば？

本読めば？

たった20分のために、2時間かけてるのよ。

あなたは、もっと価値のある人間よ。]

｛生の音と、CDの音は違うわ！！

あんな高いチケット代を払って、

なんでオーケストラを聴きに行くのかと

ずっと思ってたけど、今になって、分かるの。

特にパイプオルガンの音はCDの音と違うわ。

歌うことも心身にいいことよ。

真紀、あなた聖歌隊に入ってたじゃない。｝

まあ正直いうと、

30分前には行ってるので、

20分のために

3時間費やしてるのだった。

[たった20分のために片道410円もかかってるのよ。

月4回行ったらいくらになる？

ひと月では？

半年で？

1年で？

月1回にしなさい。

半年に1回にしなさい。]

｛スイカだから、392円だよ。

途中まで自転車で行けば、352円で済むもん

夏休みや春休みの時は行ってないよ。｝

だんだんグラグラしてくるえむず、、、

だんだんクラクラしてくるえむず、、、。

段々 暗暗(クラクラ)してくる 恵夢図、、、、。