2018/10/22

信託の古~い歴史

皆さんこんにちは❢
橋本真実です❢
 
先日、東京駅から歩いて4分のところにある
「三菱UFJ信託銀行 信託博物館」
というところに行ってまいりました❢
 
 
 
この場所…以前に一度くらい
前を通りかかったことはあるハズなのですが、
その時には無かったような…?と思ったら、
どうやら2015年開館だそうですね❢
それでも3年前…。
私が一体どれだけ
東京駅近辺に寄り付かないか、という話です(@_@;)
 
中は撮影禁止×
30分ほどで全ての資料の端から端まで
目を通せるくらいの規模で、
東京駅に来て「少し時間を潰したいな…」とか、
「セミナーを受けに来たけど、帰りにちょっと寄ってみようかな」
というシチュエーションでの利用にも
ジャストフィットなボリューム感です。
 
投資、なんて言うと
私は「パソコンと睨めっこして…」
「グラフを見て株を売ったり買ったりして…」
というのを思い浮かべてきたので、
比較的新しいものなのかな?と思っていたんです。
 
でも、信託に関して言えば
およそ1000年前の中世イギリスで誕生したんだそうですよ。
かの織田信長も京都に入った折、
都を維持する為に信託システムを作り出していたのだそう。
なんでも、田畑から徴税した米を京都の町に預け、
米を貸し付けて得た収益を
皇室に納めさせたんですって。
 
これだけ読んだだけではピンと来なくて
紙に書き出して相関図を作ってみたのですが…
 
◇現在の信託の場合◇   ◇信長の信託の場合◇
 投資家            農民
  ↓              ↓
  ↓お金            ↓米
  ↓              ↓
 信託会社          織田信長
  ↓              ↓
  ↓お金            ↓米
  ↓              ↓
 投資・運用            京都
  ↓             ↓ ↓ ↓ ↓
  ↓収益           ↓ ↓ ↓ ↓米の貸付
  ↓             ↓ ↓ ↓ ↓
 信託会社         米を前借りしたい人達  
  ↓             ↓ ↓ ↓ ↓
  ↓収益の還元        ↓ ↓ ↓ ↓貸し付けた米の利子
  ↓             ↓ ↓ ↓ ↓
 投資家            京都
                 ↓
                朝廷
 
こんな感じでしょうか…?
(閲覧環境により崩れるかもしれませんね。
いずれ修正するかもしれません。)
 
投資家が投資をして、
運用された資金が投資家に戻らず
皇室や公共のお金に消えていく…ようなシステムでしょうか
でもどちらかと言うと、
年貢は自由意志で投資をするようなものとは違い、
当時払わなければいけないものだったから…
住民税や消費税が運用されている、の方が
イメージとしては近いのでしょう。
 
この他にも、マイケル・ジャクソンや
エルビス・プレスリーの遺産は
彼らの死後どのように処理されたか…など
興味を持ちやすい内容で
信託について学ぶ事が出来ますので、
近くにお立ち寄りの際は
是非信託博物館に立ち寄ってみてくださいね♫
 
 
ちなみに…ピーターラビットの展示もあり、
奥には「ピーターラビットと写真が撮れる」
ブースもありました。
 
選択肢に応じてどんなシチュエーションで写真を撮るか
変化するようです。
また、お一組様一回限りなので、
ピーターラビット好きな方なら
何度も通ってでも集めたくなるかも…?
 
私の時は、ピータラビットは
疲れて眠ってしまいました(笑)