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えむまきの問答無用 これはフィクションです。
時間の使い方に悩む
まき、
「で、どうだった?
ゴールボール?」
えむず、
[どうだった、こうだったも、
1試合しか見てないし。
10分で終わっちゃうし。]
「私、足立区あんまり行ったことないわ」
[竹ノ塚から行ったんだけど、
駅前は ど、どーんと団地で。
珈琲館でモーニングしたの。]
「あら?
地元の喫茶店はなかったの?」
[わからない。
吉野家にしようか、珈琲館にしようか
迷った。]
[体育館に着いたら、開会式は終わってて。
30分ぐらい待った。
11:00から1試合目が始まって。
あっという間に終わってしまった。
次は、11:50から2試合目があるってことで、
迷ったんだけど、
次の仕事があるから
11:38のバスで帰って来た。]
「やーねー
充実してないわね。
やっぱり、ボッチャ見るべきだったわよ。
国際試合はいいわよー。
吉祥寺は懐かしかったわー
美味しいランチ食べれたわ。」
[まきが手分けして、観戦しようって
言ったんでしょう!
私はまきと一緒に観戦したかった!]
「でへへ
そうだったわ。
私があなたにゴールボールを勧めたのよね
目の悪い人は、2種目、
パラリンピックがあるのね。」
「銀座シックスのTSUTAYAで、
パラアスリートの写真展やってるらしいわ。
ついでにランチしましょう。」
まきは何でも簡単に言う。
別にかわいそうに思われたくない。
足立総合体育館に行くのに、
バスがなくて、
タクシーを使った。
さらに、充実してない。
と言われそうで
口が裂けても言えない。
言えない。絶対言えない。
いかん、いかん、
懐具合がおかしくなってきた、、、。