2023/10/13
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通信432号 国連グローバルコンパクト |
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エフエフ(Ff)通信 432号 2023年令和5年10月22日(日)発行 投資版 先日ザサーキュラーという投資信託の組入銘柄、UPMキュンメネというフィンランドの 製紙会社を調べていたら(UPMキュンメネジャパンが日本語のHPを 出していたので調べることができた) 国連グローバルコンパクトに選ばれているという。 国連グローバルコンパクトとはなんぞや? なんとなく国連とついてると怪しい組織ではなさそうだ。と感じてしまう。 そしてこれもグローバルコンパクトネットワークジャパンという下部組織が 詳しいHPを出しているので、理解が深まった。 1990年代、グローバル化が悪い方向に向かっていた。格差が広がり、環境も悪化していた。 アナン事務総長は、ダボスの経済フォーラムで国や国際機関だけで、 なんとかするのは、難しいよ、ここは企業や団体の助けを借りたい。 もっと人の顔が見えるグローバル化をしようよ。と宣言したのだ。 そして人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、そして腐敗の防止に関わる 10の原則に賛同できる企業は署名ができるよ。ということにしたのだ。 日本でもすでに500以上の企業、団体が署名している。 ただし、署名するには審査があるしお金もいるよ。ということで、今のところ えむずうが参加するのは難しい。 そしてこういうことを調べている直後、山手線に乗っていたら、車内の動画広告に スペインのハムが広告を出していて、国連グローバルコンパクトの一員だよ。 みたいなことを小さい字で書いていた。 この機関に署名したということは、例えば日本の企業が海外でも 児童労働させたらダメだよ。 とか色々な約束事を守らなければならないということだから、 消費者が商品を選ぶときの判断基準にもなる。 最近、企業はつくづく社会貢献してるなぁと思っていたが、 グローバルコンパクトの一員になることもまさにそうだと思う。 そして、グローバルコンパクトネットワークジャパンのHPに ブラックロックのザサーキュラーの投信のことが紹介されていた。回り回ってるのだ。 書類さえ通れば、規模の大小は関係ないみたいなので、 えむずうも頑張って署名できる企業を目指すぞ!!と思った次第。 |
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