2022/4/12

帝都電鉄の開通と第二山手線

こんにちは!えむずうです。
 
ファイナンシャルフィーラーやってます。
 
ファイナンシャルフィーラーは、なんでも調べます。
 
 
 
 
 
今は、杉並区方南町について調べています。
 
方南町は和田堀町に入ります。
 
方南町に関係ないのですが、和田堀に関係あるのが、
 
昭和8年の帝都電鉄、今の京王井の頭線の開通です。
 
昭和9年には、渋谷から吉祥寺まで走るようになりました。
 
京王井の頭線には明大前駅があるのですが、
 
これは昔は火薬庫前という駅名だったらしいです。
 
和泉新田火薬庫がありました。
 
火薬庫の廃止にともない松原駅と改称、
 
明治大学予科が引っ越してきて明大前駅になったそうです。
 
 
 
 
 
またこの帝都電鉄には壮大な計画がありました。
 
第二山手線です。
 
大井町駅を起点とし、雪谷、自由が丘、駒沢、梅ヶ丘、明大前、
 
中野、新井薬師、江古田、下板橋、板橋、田端、北先住をえて洲崎を終点とする、
 
総延長42、2キロの日本一の乗客数を目指すものでしたが、
 
関東大震災や世界恐慌などで資金の目処がたたず、とりあえず、
 
渋谷ー吉祥寺間を開通させようということになったらしいです。
 
そして第二山手線の計画は昭和15年に期限切れになりました。
 
もし、この第二山手線が開通してたら、東京はまた全然違う風景になってたでしょう。
 
杉並の地域史を読んでて1番面白いと思いました。