カタクリの湯のパンフをゲットしてから3ヶ月ぐらい経ってた。
別にフィールレポートの依頼受けてないし、
遠いし、暑くて温泉て気分じゃないし、
『アンチコビッド19』完成してないし、
カタクリに行けない理由はいくらでもあるのだった。
しかし、カタクリの湯が営業を再開したようだ。
歴史民俗資料館も開いている。
そういうわけでフラーっと行ってみた。
バスもあるようだが、立川から車でも結構遠かったので、
バスにしてたらどれだけ時間がかかったかわからない。
やっぱりカーシェア借りといて正解。
ちなみに立川駅周辺はカーシェアがたくさんある。
途中広大な、ひろーいいはらっぱがあった。
緑が生き生きとしていて眩しい。
なんだ、なんだこの空間は。人はいないから公園でもなさそうだ。
後から教えてもらった。
それは日産工場の跡地だったのだ。
2001年、ゴーンさんによって閉鎖された工場は跡形もなくなり、
緑豊かな原っぱになった。
大部分を新興宗教が買い占めてるらしい。
何か道場でも建てるんだろうか。
20年経つとこんなに原っぱになっちゃうんだな。
誰が植えたわけでもないのに、草は運ばれてきてこんなに仲間を作る。
どれだけ多くの人のおかげで、
普段、街は、公園は、道路は、管理されてるのだろう。
当たり前に過ごしている街に感謝する。
私は自然でもある程度人間の手が入った自然が好きだ。
超自然に見えて実は人間の手が少し入っているという山が一番難しかったりする。
少し早起きして街を歩くと朝から家の前を一生懸命掃いてる人たちを見かける。
町はそういう家の集まりだ。