星降る街のノヴェルレポートは4/10より始まっています。
木曜日、いよいよ朝日屋見学。
これに着替えて下さい。
と白いネット帽、白衣、マスク、長靴が支給された。
なんかめっちゃテンション上がってきた。
大きな大きなタッパーに肉が用意されている。
秋川牧園の脂の塊もある。1キロぐらいはありそう。
ドイツ製の機械でこの肉の塊と脂を混ぜていく。
グルグル回転させながら混ぜる。
丁寧に丁寧に混ぜる。
機械は、透明な蓋がしまっていると高速で回転する。
蓋を開けるとゆっくり混ぜていく。
機械で混ぜながら、手を使ってスケーパーでも混ぜる。
大きな刃型でカットしながら混ぜる。
秋川牧園専用の秘密の調味料を混ぜる。
そしてさらに混ぜていく。
混ぜてたのは高校を出たばかりの新人君。
混ぜたものを違う機械に移し替えて第二段階へ。
羊の腸をセットして、肉詰めをする。
これはお姉さんの旦那さんの担当。
機械の微調整をしながら、根気よく肉詰めをする。
足踏みをするとミンチが棒から出てきて、セットした腸に
肉詰めされ結び目もされた状態で出てくる。
こうなるとウインナーだということがわかる。
30センチの腸が2メートルぐらいになる。
この結び目がある状態のウインナーを棒に吊す。
第三段階へ
水をかけてスチーム室へ。ドイツ製の重厚なスチーム。
これぞまさに家庭内工業。
中学の時習ったイギリス産業革命以前の家庭内工業の意味が
わかったような気がする。
人の温もりいっぱいの商品は美味しさもいっぱいあって当然なのだ。
スチームから出したら水につけて冷やす。
余計なてんかぶつが入らないウインナーは肉の味がする。