2019/11/12
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報恩講 |
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築地本願寺の報恩講に来た。 報恩講とは、浄土真宗の一大イベント。 阿弥陀如来様を紹介してくれた親鸞様に 感謝の法要を捧げる。 法要の前後に説話がある。 浄土真宗について優しく教えてくれる。 聴きながら、キリスト教と同じだ。 と深く思うのだ。 つまり阿弥陀如来様という仏様が、 ダメな自分でも必ずついて見守ってくださる。 という。 面白いのは 仏教では常に苦がある。 という考え方。 この場合の苦とは、思い通りにならないことを 思い通りにしようとする自分のことを指す。 そうだたしかに神様に向かって、 どうか、どうかこうしてください。 と頼み拝んでいる自分がいる。 その願いはまだ叶えられてない。 その願いを叶えるためには自分が動くしかない。 しかし私はそうしない。 でんと構えている。 必ず、必ずあの人が動いてくれるはずだと。 なにかが動くはずだと。 (なんのこと言ってるのかさっぱりわからないですよね。 すみません) 神様にお願いしたって、戦争は無くならないし、 思い通りの人生にならないのに、 私はなぜ宗教が好きなんだろう。 多分慈悲の心を知るためだ。 慈 相手の喜びを自分の喜びとする。 悲 相手の悲しみを自分の悲しみと考える。 私はいいところばっかり取らないで、 会社の喜びも悲しみも知ろうと思うのだ。 人に限らず、会社もまた、人のようなものである。 個性があり、大事にしてるものは会社によって違う。 私は秋川牧園の株主総会に出るたびに、 株価が下がってることを攻め立てた。 今となってはプラスになってるので、 攻めたてることはなくなったが、 もっとなぜ、何が悪いのか一緒に考える 姿勢にしとけばよかった。と反省。 ずっと言ってた社外取締役も置くようになったし 私は経営のプロではないので、今足りないものがわからない。 しかし、会社に迎合するわけではない。 慈悲の心で会社を追求しよう。 それもまたファイナンシャルフィーラーの 役割だから。 ![]() |
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