2019/11/6
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親鸞様ご出立の朝ごはん |
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昨日は浄土真宗で行われる報恩講の日。 親鸞様の命日にちなんで法要が行われる 大事にしている行事だ。 体調が悪かったが、これは休むわけにはいかない。 そして今日は、親鸞様が善福寺をたった日に 食べたであろう朝ごはんを食べる日。 朝7時に集まってお経をあげ、 みんなで朝ごはんをいただく。 お赤飯、おろし大根の味噌汁。 大根、ごぼうを八丁味噌で煮たもの。 なます、漬物。 お神酒も少しいただいた。 帰りにお赤飯、と大根の煮物を 作ったところを見ることができた。 ![]() 昔ながらの薪がまでこれが750年近く続いていると 思うと感慨深いものがある。 大根は前日の朝10時から夕方の5時まで煮詰める。 昆布と八丁味噌だけ。かつお節は使わない。 手間暇かかった一品だ。 見た目はごっついが柔らかくて美味しい。 親鸞様は、京都の出身だが、 一時期、関東一円を布教され、善福寺にも滞在された 善福寺はほかの宗派だったが、浄土真宗に変えたのだった。 昨日のおとぎ、今朝の朝食には、一切生き物を使ってないが、 私は親鸞様とて、時には、殺生した食べ物、魚とか、 食べてたんじゃないかなーーーと想像する。 まだまだ勉強中だが、親鸞様は、人間くさい。 その後の後継者たちも人間味にあふれている。 喧嘩したり、仲直りしたり。 今日も体調は万全ではなかったが、 時には無理しなければならない時もある。 それが人を成長させる。 |
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