2019/10/19

四國五郎展

来年、パラリンピック開催期間は毎日何かしら試合を見に行くわけだが、
 
東京体育館で見る時は、他の展覧会も見に行けたりするかもしれない。
 
昨日もウィルチェアラグビーの試合を見た後、
 
大江戸線で都庁前まで移動。
 
住友ビルに入っている平和祈念資料館を見ることができた。
 
スマホをいじる暇がないぐらいすぐだ。
 
常設展も微妙に変わってるかもしれないが、
 
スルーして企画展を観る。
 
四國五郎という画家の企画展をやっていた。
 
兵隊として満州に渡り、シベリア抑留者になった。
 
ソ連の民主化運動に呼応して
 
絵を描いたり劇を書いたり、
 
新聞を書いたりした。
 
軍国主義以外の考え方が非常に新鮮だったそうだ。

日本への帰国を遅らせたほど、ソ連に影響を受けた。

帰国後に弟の被爆死を知り、広島で平和を訴える画家を目指す。

シベリア抑留の時の様子は、『わが青春の記録』という
 
大作の本に載っている。
 
目上の人にも目下の人にも非常に丁寧に話す人だったが、
 
平和に対する訴求は秘めたるものがあった。

 平和の象徴として母子像をいくつも描いている。

絵が描けるって本当に素晴らしいな。と思う。
 
『我が青春の記録』は上半分がスケッチで、下半分が文になっている。
 
実物を見させてもらった。
 
本当に大作だ。
 
本当に見習いたい。
 
えむずも
 
投資人口を増やす。
 
この秘めたる使命を常に念頭に置きつつ、
 
日々、ブログや通信や、フィールレポートを書こうと思う。