去年の今頃福井フィールレポート完成


2019/10/1

去年の今頃福井フィールレポート完成

いよいよ10月ですね。
 
早い時間に真っ暗になって、あ、秋なんだな。
 
と思うようになりました。
 
 
 
 
こんな時、去年は何してたんだろう。
 
と去年の10月ごろのブログを読み返します。
 
去年は福井県に障害者の国体を見に行ってたのでした。
 
ハンドサインの歌を聴きに行ったのです。
 
4つのフィクションを描きました。
 
どれも主人公は女性です。
 
等身大の自分のような気もします。
 
懐かしいです。よく描いたものだなぁ。
 
福井県は、それほど他の県と変わったところはないけれども、
 
やはり初めてきたことが、刺激になったのでしょう。
 
色々なことを説明するために小噺を描いてるのです。
 
『四福の物語』は福井フィール調査をまとめたものです。
 
 
 
 
 
毎年行っている秋川牧園旅行の時はえんえんと苦労するのとは
 
全然違います。

今、四福の物語は思い起こせばスラスラ描いたようにしか思えません。
 
今年の『味噌にかけた男と男に恋した女』も
 
スラスラ書いたよね。と思い起こす時が来るんでしょうか。
 
四福の物語が等身大の自分を主人公にしたことと比べると、
 
今年のは想像するしかなかった。
 
学生運動ってなに?
 
フィール調査が不十分なまま、そこで立ち止まり、
 
前に進むことはできなかった。
 
今、香港でも運動が盛んになっている。
 
私が今香港の若者だったら参加してるんだろうか?
 
と思いながらニュースを見る。
 
日本の学生運動が盛んな時に学生やってたら、
 
やっぱり参加してるんだろうか。
 
と思いながら、今年の作品を書いた。
 
結局のところ、今を生きる自分を中心にして
 
書いてしまった。
 
そして、書き進めながら、
 
もっと今のヤサカ共同農場も取材しなくてはいけなかった。
 
とも思う。
 
過去のことを知らないのに想像しながら描くのって本当に難しい。
 
だったら、今のヤサカ共同農場をもっと見つめて文にするべきだった。
 
完全に抜けてました。
 
今、日本の農業は大きく変わろうとしているように思う。
 
東京に帰ってきて、農業のイベントに参加するようになって、
 
そう思えてきた。
 
ヤサカ共同農場も昔の共同体の頃とは違ってるんではなかろうか。
 
でも、その辺があいまいである。
 
私が決して失いたくない風景。
 
田んぼの青々としたのがずっと続くのが海のように見えて好きだ。
 
これを失いたくない。
 
 
私は失いたくない風景を違う角度から描いたように思う。
 
不完全になりそうだけど、今年の秋川牧園フィール旅行記は完成していて、
 
あとは表紙を完成させるのみ。
 
印刷が楽しみだ。
 
 
 



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