世界銀行のセミナーに参加した。
『2003年のイラク復興 失敗と成功の教訓』
というものだ。講演者が日本の方で日本語でやるというので
行ってきた。
イラクの関心が薄れている。
と言及してた。
私もすっかり忘れていた。
でもイラクに注目することは、中東を知る上で重要らしい。
私は幼少の頃、クエートに住んでたとことがあるので、
イラクがクエートに侵攻した時、クエートがなくなったらどうしようと思った。
クエートに住んでた。と言っても誰も知らなかったら寂しいと思った。
アメリカはすぐに動きクエートは保護された。
安堵したのを覚えている。
イラクの復興にアメリカは多額の資金を出したようだが、
結局うまくいってないそうだ。
復興がうまくいかないから治安が悪い。
治安が悪いから復興が進まない。
という悪循環らしい。
また埋蔵量世界5位の石油に依存した経済も良くないらしい。
日本の復興は東京タワーが象徴してた。
そういうものがなく、シーア派アラブ人、スンニ派アラブ人、クルド人に
別れていてまとまりがない。
講演者の松永さんはレポートを英語で書いた。
すごい。また日本語に翻訳してくれないだろうか。
何はともあれ有意義なセミナーだった。