2019/7/22

Kai global 福居さんの話

福居さんは、ケニヤで色々なことをやっている。
 
模索してる。といってもいい。
 
夢は飲食店をやること。
 
「良質な食を通した幸せを全ての人に」
 
が経営理念。
 
2014年9月からケニアに本格移住し、今に至る。
 
ビジネスモデルとしては、小型店舗を何店舗もやっている。
 
Chandarana food plus というインド系のスーパーで
 
テイクアウト寿司やデリバリー代行をやっている。
 
ドバイ資本がやっているカルフールでも引き合いがあった。
 
 
 
 
2017年コシヒカリ契約農家を見つけて、コシヒカリをアフリカで作り、
 
販売もしている。0.5トンから4.5まで量を増やした。
 
コシヒカリのタネがJICA経由で元々あった。
 
品質を上げていきたい。
 
 
 
 
2018年サラヤと協業して、魚の物流、販売を模索している。
 
サラヤはアフリカでサトウキビから作ったアルコール消毒液を製作販売している。
 
急速冷凍機も自社で持っている。
 
モンバサからラムの間に漁場があるが、鮮度意識が低いため、
 
ナイロビまで持ってくる技術が発達してない。
 
12月はマグロが採れすぎて捨てたりしている。
 
物流が発達してないため、港の現地の人が揚げ物にして食べたりしてるだけ。
 
ケニヤ人に生魚を食べる習慣はないので発達しない。
 
刺身で食べれる魚が20種類ぐらいあるが、ナイロビまで持ってこれない。
 
サラヤの急速冷凍機は瞬間冷凍するのでドリップが少ない。
 
美味しく食べれる。しかし量産化するのが難しい。
 
 
2017年キッコーマンと協業して、キッコーマンの醤油を販売している。
 
アフリカは西と東で文化が全然違う。
 
東アフリカは焼き文化。だから醤油をかけるのが向いてるのではないか。
 
西アフリカは煮物文化。味の素が20年以上前からうっている。
 
 
地道に30mlの小分けにして試食販売をしている。
 
塩かRoyco だったところにしょうゆを持ってきたい。
 
醤油を生活の一部にしたい。
 
Royco はユニリーバの味付けの素。
 
 
ケニヤは1月にタイ系資本のホテルでテロがあったばかり。
 
治安があまりよくない。ルワンダの方がいい。
 
そんな中で福居さんはとても頑張っている。
 
 
 
 
セミナーの後の懇親会でも、
 
アフリカにいった人の話が聞けて楽しかった。
 
アフリカはアジアよりも距離的にも精神的にも遠い。