2019/6/9
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のしの意味 |
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(朝鮮通信使) 近江八幡の一番栄えた新町通りあたりは、朝鮮通信使の通り道でもありました。 朝鮮通信使とは、信(よしみ)をかわすため朝鮮から派遣されてきた人たちです。 豊臣の二度の朝鮮出兵で、途切れていた朝鮮との国交回復に 徳川家康は尽力し、1607年から1811年までの間に12回朝鮮通信使が来ました。 ソウルを出発して対馬から江戸まで2000キロの距離を渡りました。 近江八幡では、休憩と昼食を食べたそうです。 その昼食の見本がかざられていました。 そこに熨斗が最初にありました。(本膳の前) のしとは、アワビを薄く引き伸ばし乾かしたもので、 永続の意味を表します。 今でも「のしを付ける」とか「のしを添える」 などと使います。今ののしは紙に印刷されたもので水引なども入っており、 本物の伸しアワビは使いません。 初めてのしの意味を知りました。
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